リビジョンの設定(Revision Scheme)
ボルトアドミンのリビジョンの設定(Revision Scheme)タブでボルトにある全ドキュメントのリビジョン設定の構造を定義します。 VaultAdmin(ボルト アドミン)のリビジョン テーブル(Revision Table)タブで、SolidWorks図面のリビジョン テーブルのコントロールを可能にします。
Workgroup PDM では次のようなリビジョン設定がデフォルトで指定されます。
1番目 |
セパレータ |
2番目 |
セパレータ |
3番目 |
ワーキング コピー |
レンジ(範囲) |
|
レンジ(範囲) |
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文字 |
A-Z |
-(負符号) |
01-99 |
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+ (正符号) |
色の付いた背景をもつボックスの設定が、アクティブな設定です。
リビジョン文字として、大文字のみを使用してください。
* / : ? “ < > の記号をリビジョン名に使用することはできません。 これらの使用できない記号は、Windows でファイル名を作成する際に使用できない記号と同じものです。 ピリオドは(.)は、区切り文字(セパレータ)として使用できますが、リビジョン スキームのフィールド内で使用することはできません。
スペース(空白)はリスト アイテム内に表示でき(例えば In Work(作業中)など)、また区切り文字(セパレータ)としても使用できますが、Working copy(ワーキング コピー)として使用することはできません。 空白のリスト アイテムは使用できません。
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ボルトではワーキング コピー(Working copy)のリビジョン以外のすべてのリビジョンのコピーが保持されます。 ワーキング コピー(Working copy)のリビジョンのチェックインはドキュメント情報(Document Information)の履歴(History)タブに記録されます。
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ドキュメントはリビジョンの設定内を先に進むことのみ可能で(例えば、A からBへ)、逆に(例えば、上記の1番目(Primary)のリストでDEVからPREに)戻ることはできません。
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リビジョンの設定はいつでも変更できます。 但し、ボルト内の既存ドキュメントは影響を受けません。 変更後にチェックインしたドキュメントに対しては新規のリビジョンの設定が適用されます。
リビジョンの設定を指定するには:
次のオプションから選択し、適用をクリックします。
リビジョン情報(Revision information)
すべてのリビジョン レベルを設定する必要はありません。
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1番目(Primary)、2番目(Secondary)、3番目(Tertiary)でレンジ(範囲)(Range)またはリスト(Listing)を選択し、次のオプションから選択します:
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レンジ(Range): レンジを使用するには、レンジ(Range)を選択し、から(From)とまで(To)ボックスを文字や数字のレンジに設定します。
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一致する開始(From)と終了(To)のコラムのレンジは、同じタイプ(つまり、アルファベットか数値)である必要があります。 開始(From)と終了(To)の値の差が必ず正の値になるように指定します。 例えば、アルファベットのレンジ(範囲)としてAからZまでを指定することはできますが、AからAまで、あるいはBからAまでを指定することはできません。また、数字によるレンジを設定する場合、始めの値と終わりの値の桁数は同じでなければなりません。 例えば、レンジを 1 から 99 に指定する場合は 01 と 99 を入力します。
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リスト(Listing): リストを使用するには、リスト(Listing)を選択し、リスト用のラベル (開発、リリース候補など)を入力します。
レンジが連続していない場合( X、A、B、Cなど) には、リスト(Listing)を使用します。 長いリストでは、メモ帳などのワードプロセッサでリストを作成し、Workgroup PDM のリスト(Listing)ボックスにリストをコピーし、貼り付けます。
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セパレータ(Separator): ダッシュ (-)などのセパレータ(Separator)を入力し、1番目(Primary)と2番目(Secondary)の設定と 2番目(Secondary)と3番目(Tertiary)の設定を区別します。 セパレータを指定しない場合、リビジョン番号は並んだ状態になります。例えば、A9。
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ワーキングコピー(Working copy): ワーキングコピー(Working copy) ドキュメントを識別するための文字を入力してください。
チェックボックス(Check Boxes)
次のいずれかのオプションを選択します。(ただし、両方を選択することはできません)
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連続したリビジョン(Sequential revisioning): リビジョンを組み合わせて一つのリビジョンを作成するのではなく、リビジョンを循環させます。 例えば、連続したリビジョンなしで1番目(Primary)のレンジにA-Zが指定されており、2番目(Secondary)のレンジ1-9が指定されている場合、A1、A2、 A3からZ9が得られます。 連続したリビジョンで得られるリビジョンはA、B、CからZまで、それに続き1から 9までです。 定義したセパレータは、使用されません。
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最後のリビジョン タイプ はオプション (Last revision type optional): 最後のリビジョン タイプを省略するオプションを設定できます。 例えば、1番目(Primary)、2番目(Secondary)、3番目(Tertiary)のレベルを設定する場合、ユーザは3番目(Tertiary)のリビジョンの設定を使用する必要はありません。 次のようなシーケンスを使用できます: A1a, A1b, A1c, A2, A2a, A2b, A2c, A3など。
関連トピック
Toolbox と Workgroup PDM(Toolbox with Workgroup PDM)