プロジェクト（Projects）

VaultAdminのプロジェクト（Projects）タブでアドミン権限者は、プロジェクトやプロジェクトの権限、バルクチェックイン、プロジェクトのコピー、アーカイブ過程を管理します。

プロジェクトを作成できるのは、ボルトアドミン権限者のみです。アドミン権限者とユーザーの両方でサブプロジェクトを作成できます。.

プロジェクト操作（Project Commands）

プロジェクトを作成するには：

プロジェクト操作（Project Commands）の新規プロジェクトの作成（New Project）をクリックします。
ダイアログボックスでプロジェクト名（Project name）と表記（Description）を入力します。
プロジェクト名（Project name）と表記（Description）は、同じでもかまいませんが、Vault（ボルト）内のプロジェクト名とサブプロジェクト名はユニークである必要があります。 SolidWorks Workgroup PDM では、プロジェクト名に Microsoft によって保護されている用語や文字が使用されていないか、チェックします。
プロジェクトは、実際のプロジェクト（Project）名（表記（Description）ではなく）がアルファベット順に表示されます。この順序によって、例えばボルトビューに表示されるプロジェクトフォルダーの順序や SolidWorks タスクスケジューラで印刷されるドキュメントの順序が影響されます。
親プロジェクト（Parent）リストで次を選択します：
- このプロジェクトをトップレベルのプロジェクトとして作成するには、<root level>（ルートレベル）を選択します。
- 既存のプロジェクト。選択したプロジェクトが新規プロジェクトの親プロジェクトになります。新規プロジェクトはサブプロジェクトです。

プロジェクト、またはサブプロジェクトの親プロジェクトは変更できます。プロジェクト（Project）リストからプロジェクトを選択し、親プロジェクト（Parent）リストから親プロジェクトを選択します。

OK をクリックします。
プロジェクト名（Project name）、表記（Description）、親プロジェクト（Parent）がプロジェクト情報（Project information）の下に表示されます。新規プロジェクトが特定のプロジェクトの子のプロジェクトである場合、親プロジェクト（Parent）リストの下にインデント表示されます。

プロジェクトを削除するには：

プロジェクト情報（Project Information）でプロジェクト名（Project）をドロップダウンリストから選択します。
プロジェクト削除(Delete Project)をクリックします。
削除を取り消すことはできません。
OKをクリックして確定します。
プロジェクトはトップレベルの破棄（Obsolete）フォルダーに移動します。破棄（Obsolete）フォルダーは定期的に Windows Explorer で削除してください。 Workgroup PDM により新規の破棄（Obsolete）フォルダーが自動的に作成されます。

追加のプロジェクトコマンド(Additional project commands)

バルクチェックイン：プロジェクトに多数のドキュメントをチェックインします。

プロジェクトのコピー：プロジェクトのコピーを作成します。

プロジェクトのアーカイブ(Archive Project): プロジェクトでドキュメントのリビジョンをアーカイブまたは回復します。

プロジェクト情報（Project information）

プロジェクト情報（Project information）には、選択したプロジェクトのプロジェクト名（Project）、表記（Description）および親プロジェクト（Parent）が表示されます。プロジェクト情報を変更するには、プロジェクト（Project）を選択し、表記（Description）を編集し、親プロジェクト（Parent）を選択します。選択したプロジェクトのプロジェクト権限が表示されます。

SolidWorks または、Solidworks Explorerで、クライアントは表示するラベルの選択でプロジェクト（Project）または表記（Description）フィールドをボルトビューで表示するかどうか選択できます。

ボルトコンピュータ上のアーカイブディレクトリ（Archive directory on vault computer）

パス名とディレクトリ名を入力するか、すべてのアーカイブのリビジョンが保管されているディレクトリへと参照します。フォルダーはボルトになくてはなりません。

権限の設定（Project permissions）

各ユーザーまたはグループの権限 (読み取りアクセスと書き込みアクセス) を各プロジェクトごとに設定できます。一つのプロジェクトから別のプロジェクトへ権限の設定をコピーすることもできます。

特定のユーザー特権は、あるグループに対して付与されている権限よりも優先されます。例えば、あるグループに書き込みアクセスが付与されており、このグループのメンバーである特定のユーザーに読み取りアクセスが付与されている場合、このユーザーは読み取りアクセスのみ付与されます。

ライフサイクルに対する権限は、プロジェクトに対する権限よりも制約が多いといえます。

すべての管理者の読み取り・書き込みアクセスを有効にし、Workgroup PDM ファイルの変換(Convert Workgroup PDM Files) と、Workgroup PDM ファイルの印刷(Print Workgroup PDM Files) オプションをSolidWorks Task Schedulerで使用している管理者にフルアクセス権を与えます。

プロジェクト権限を指定するには：

プロジェクト情報(Project information)からプロジェクトを選択します。
権限の設定（Project Permissions）でユーザーとグループの横のRO（読み取り専用アクセス）またはRW（読み取り/書き込みアクセス）コラムをクリックし、ユーザーやグループに読み取り専用アクセスや読み取り/書き込みアクセスを指定します。

サブプロジェクトは、親プロジェクトからのアクセス権を継承します。サブプロジェクトを１つの親プロジェクトから別の親プロジェクトへと移動すると、サブプロジェクトからすべての権限が削除されます。

別のプロジェクトと同じ設定を使用するにはプロジェクト許可設定のコピー（Copy Project Permissions）をクリックし、プロジェクト許可設定のコピー（Copy Project Permissions）ダイアログボックスでオプションを設定します。

特定のグループの権限を設定する場合、グループ内のユーザーの権限は小文字 (roまたはrw)で表示されます。

権限をなくすには、選択します。

適用（Apply）をクリックします。

新規の権限を有効にするには、Clients ではボルトビューを更新する必要があります。