クライアントに関するFAQ(FAQ for Clients)
どのバージョンの SolidWorks と SolidWorks Workgroup PDM を一緒に使用できますか。
SolidWorks と Workgroup PDM のメジャーバージョンが合っていなければなりません。 Workgroup PDM を以前のバージョンの SolidWorks と一緒に使用することはできません。
どのバージョンのクライアントを Workgroup PDM サーバーと使用できますか。
Workgroup PDM クライアントは、クライアントとサーバーが同じメジャー バージョンである限り、どの ServicePack の Workgroup PDM サーバーでも実行できます。 例えば、以前の ServicePack を適用したクライアントを、より新しい ServicePack を適用したサーバーからクライアントを使用できます。 下表は、Workgroup PDM クライアントをアップデートする必要のある場合を表したものです:
クライアント(Client) |
アクション |
ボルトと同じリリース |
なし |
ボルトより新しいリリースで同じメジャー リリース |
なし |
ボルトより新しいリリースで新しいメジャー リリース |
ログインがブロックされる |
ボルトより古いリリースで同じメジャー リリース |
SolidWorks Explorerについて(About SolidWorks Explorer)ダイアログ ボックスにアップデート オプションを表示 |
ボルトより古いリリースで古いメジャー リリース |
アップデートが必要 |
ボルトにログインすると、次のメッセージが表示されてしまいます: 「ボルトへコンタクト中にエラーが発生しました。 ボルト コンピュータ名が正確であり、コンピュータ上で SolidWorks Workgroup PDM Server が実行されていることを確認してください。」
ボルトが再構築中に表示されるエラー メッセージです。 ボルトの再構築が終了したら、ログインできます。
アセンブリとしてチェックアウトする場合、参照ドキュメントを一度に1つずつ選択する必要がありますか。
必要ありません。ローカルコピーとドキュメントを開く(Get Local Copy and Open Document)ダイアログ ボックスで、オプション(Options)ヘッダーを選択して次のどちらか、または両方を選んでください: ローカル コピーの取得(Get local copy)と 所有権の取得(Take ownership)
アセンブリをチェックアウトする場合、その構成部品もチェックアウトする必要がありますか。
いいえ。アセンブリと一緒にチェックアウトする参照ドキュメントを指定することができます。 ローカルコピーとドキュメントを開く(Get Local Copy and Open Document)ダイアログ ボックスで、必要な構成部品のみ選択してください。
ドキュメントをチェックアウトすると、ドキュメントはチェックイン先のフォルダーに戻りますか。
いいえ、Workgroup PDM ではどのドキュメントがどこに所属していたか識別することはできません。 ローカルコピーとドキュメントを開く(Get Local Copy and Open Document)ダイアログ ボックスの次のフォルダーに保存(Save In Folder)で保存先のフォルダーを指定します。 次のフォルダーに保存(Save In Folder)に表示されるフォルダーはオプションで設定できます。ワーキング フォルダーの設定を推奨します。
ドキュメントをチェックアウトする場合、ドキュメントが読み取り専用なのはなぜですか。
ご指定になった設定が、SolidWorks のコラボレーション設定と矛盾している場合があります。 この問題を解決するには:
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VaultAdmin で、次の選択解除してください:
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所有者以外のユーザーにはファイル システムの属性を読み取り専用に指定(Set filesystem read-only attribute if not owner)
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所有権をSolidWorks RW(読み取り/書き込みアクセス)/RO(読み取り専用アクセス)と関連付ける(Bind ownership to SolidWorks read-write / read-only access)
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SolidWorks で次を行ってください:
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(標準ツールバーの)オプション (Options) をクリックするか、ツール(Tools)、オプション(Options) をクリックします。
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システム オプション(System Options)タブでコラボレーション(Collaboration)を選択します。
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すべてのオプションを選択解除してください。
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OKをクリックします。
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Workgroup PDM オプションの「ボルト ドキュメントの比較」(Compare vault document)にある2つのオプションの違いは何ですか。
Workgroup PDM はボルト内のファイルとローカル ファイルを比較し、ボルト内のファイルよりもローカルのファイルの方が新しい場合は、 アイコンを表示します:
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ディスク上のドキュメントと比較(To document on disk) - ローカルのファイルが保存される場合
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メモリ内のドキュメントと比較(To document in memory) – ローカルのファイルに変更がある場合
自動的にファイル名を番号フィールドに表示するにはどうすればよいですか。
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新規部品を開きます。
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ファイル(File)、 プロパティ(Properties)をクリックします。
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ユーザー定義(Custom)タブの文書情報(Summary Information)ダイアログ ボックスで、番号(Number)プロパティを$PRP:”SW-ファイル名”($PRP:”SW-File Name”)に設定し、OKをクリックします。
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ファイル(File)、指定保存(Save As)をクリックし、ドキュメントを部品テンプレート(*.prtdot)(Part Template (*.prtdot))として保存してください。
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新しい部品でこのテンプレートを使用すると、ファイル名(拡張子なし)が自動的に番号(Number)フィールドに表示されます。