SolidWorks Workgroup オプション/SolidWorks Explorer オプション(SolidWorks Workgroup Options/SolidWorks Explorer Options)
SolidWorks クライアントまたは SolidWorks Explorer の両方からオプション(Options)ダイアログ ボックスにアクセスできます。
SolidWorks クライアント内からオプションにアクセスするには:
-
Workgroup PDM ツールバーのWorkgroup PDM オプション をクリックします。
- または -
-
ボルト ビューを右クリックし、オプション(Options)を選択します。
SolidWorks Explorer からオプションにアクセスするには:
オプション (Options)(SolidWorks Explorer ツールバー)をクリックします。
ダイアログ ボックスのタブは下記に説明します。 すべてのオプションが SolidWorks や SolidWorks Explorer クライアントで使用できるわけではありません。
ローカル(Local)
ツリー表示(Show in tree)
ファイル エクスプローラ(File Explorer)ツリーで表示するアイテムを選択します:
-
マイ ドキュメント(My Documents)
-
マイ コンピュータ(My Computer)
-
マイ ネットワーク(My Network Places)
ツリーにおけるドラッグ&ドロップ(Drag and drop in tree)
ドラッグに CTRL キー使用(Use Ctrl key to drag): Ctrlキーを使用せずに、アイテムをツリー内でドラッグ&ドロップできなくなります。
参照ドキュメントをワーキングフォルダにコピーします。 ドキュメントをドラッグ&ドロップするとき、同様にそれらが参照するドキュメントがワーキングフォルダにコピーされます。
保存(Remember)
次のセッションまで記憶させておくアイテムを選択します。
-
ウィンドウのサイズ(Window sizes)
-
ウィンドウの位置(Window positions)
参照/使用先(References/Where Used)
参照を表示(Show references)
-
1レベルの参照を表示(Show one level of references): 1レベルのモデル参照を表示します。 例えば、選択アセンブリにサブアセンブリが含まれている場合、そのサブアセンブリ ドキュメントは表示されますが、その構成部品は表示されません。
-
全レベルの参照を表示(Show all levels of references): すべてのレベルのモデル参照を表示します。 例えば、選択アセンブリにサブアセンブリが含まれている場合、そのサブアセンブリ ドキュメントと構成部品が表示されます。 構成部品名は、サブアセンブリ名の下にインデントされて表示されます。
次を検索(Look for)
拡張表示した SolidWorks Explorer の参照(References)と使用先(Where Used)タブで表示するアイテムを選択します。
-
モデル参照(Model references)(参照(References)の場合): 選択アセンブリの構成部品であるすべてのモデルを検索します。
-
前後関係のある参照(In-context references)(参照(References)の場合): 選択アセンブリと前後関係のあるすべての構成部品を検索します。
-
アセンブリと図面(Assemblies and drawings)(使用先(Where Used)の場合): 選択モデルが使用されているすべてのアセンブリと図面を検索します。 選択解除すると、選択モデルの参照関係で定義されたモデルのみが検索されます。
-
仮想構成部品(Virtual components)(使用先(Where Used)の場合): 選択モデルが使用されているすべての仮想構成部品を検索します。 このオプションの選択は、パフォーマンスに重要な影響を与えます。
ファイルの場所(File Locations)
-
フォルダ パス(Folder path): 参照(References)と使用先(Where Used)に関して検索するモデルのフォルダをリスト表示します。
-
フォルダ追加(Add Folder): フォルダ パスにフォルダを追加します。
-
削除(Remove): フォルダ パス(Folder path)から選択フォルダを削除します。
-
SolidWorks における「オプション」 -> 「ファイルの検索」 -> 「参照ドキュメント」フォルダを含む(Include SolidWorks File Locations->Referenced Documents folders): 選択すると、SolidWorks のファイルの検索オプション(File Locations Options)の参照ドキュメント(Referenced Documents)に指定したフォルダーを検索します。 選択解除すると、現在の作業ディレクトリのみを検索します。
このオプションを指定しないことによって、検索範囲を制限するとチェックインの時間を減らします。
このオプションは、デフォルトのコマンド(Command Defaults)タブのチェックイン(Check in)の下で、図面も含める(Include drawings) を選択した場合、取って代わります。 この場合、現在のワーキングフォルダのみを検索します。
アドイン(Add-Ins)
SolidWorks Explorer のみ
有効にするアドイン(Add-Ins to Enable)
Workgroup PDM ライセンスがある場合、Workgroup PDMを選択し、ボルト ビューをファイル エクスプローラ(File Explorer)パネルの下に表示します。
検索(Search)
SolidWorks Explorer のみで、SolidWorks 検索アプリケーションのオプションとファイル検索パスを指定します。
オプション(Options)
-
入力中に検索(Search while typing): 文字の入力に従って検索を絞り込みます。 選択解除した場合は、検索条件を入力した後、検索を開始するためにEnterキーを押します。
-
次の件ごとに表示(Results per page): 結果 (Results)タブの各ページで表示するアイテム数を入力します。
-
各データソースの最大表示数(Maximum results per data source): 各データ ソース(ローカル ファイル(Local Files)や3D ContentCentralなど)における最大表示数を入力します。
-
インデックス作成(Index Now): データ ソースのインデックスの再作成を強制し、最新変更情報を検索できるようにします。
フォルダーの検索(Search Folders)
-
フォルダ パス(Folder path): 検索するフォルダをリスト表示します。
-
フォルダ追加(Add Folder): フォルダ パスにフォルダを追加します。
-
削除(Remove): フォルダ パス(Folder path)から選択フォルダを削除します。
ボルト(Vault)
ボルト ドキュメントの比較(Compare vault document)
Workgroup PDM は、ボルトにあるファイルとローカル コピーのステータスを次のように比較します:
-
ディスク上のドキュメントと比較(To document on disk): 保存されているローカル コピー。
-
メモリ内のドキュメント(To document in memory): ローカル ビューの上のフォルダーに表示されている、現在メモリにあるファイルを開きます。
ボルト比較アイコンをローカル ビューのドキュメントに表示(Show vault comparison icons for documents in local view): ボルト コピーとの比較をローカルビューで表示する場合に選択します。
ProjectManager に選択表示(Show selections in ProjectManager for)(SolidWorks クライアントの場合のみ):
PropertyManager に表示(In PropertyManager)(ボルト ビュー):
グラフィックス領域でアセンブリ構成部品を選択すると、対応する構成部品が PropertyManager でもハイライトされます。また、この逆も同じように機能します。
ボルトにおけるドキュメント範囲(Document ranges in vault tree)
ボルト ビューの表示において、ドキュメントを範囲ごとにグループ化することができます。 範囲は、プロジェクトの最初のレベルのドキュメントに適用されます。 範囲を指定すると、パフォーマンスを向上させることができます。
ドキュメントは名前を基準にグループ化され、最初と最後のドキュメント名を持つフォルダ内に配置されます(フォルダ名の例: doc000000.dwg…doc000499.dwg)。
範囲ごとのドキュメント(Documents per range): 各グループのドキュメント数を指定します。 この機能をオフにするには、値をゼロに設定します。
出力ファイルのデフォルト設定(Output file defaults)
出力ファイルのデフォルト設定は、ファイルへ出力する情報に適用されます。
タブでの分割(Tab delimit fields): ファイルのフィールドをタブで分割します。
カンマでの分割(Comma delimit fields): ファイルのフィールドをカンマ(句読点)で分割します。
ヘッダーの表示(Show header): 列(コラム)ヘッダー。
エクストラ ヘッダー情報の表示(Show extra header info): レポートが作成された日時やレポートされているドキュメントの名前、またWorkgroup PDM でのレポート成生位置(例えば、ボルト ビュー(VaultView)など)。
ダブルコーテーション(Double quote fields): タブでの分割にさらに追加される、各フィールドを囲むダブルコーテーション。
パスワード(Password)
変更(Change): パスワードの変更(Change Password)ダイアログボックスで現在のユーザー名(User name)に新しいパスワードを指定します。
ユーザー名の初期のパスワードは、ボルト管理者によって、VaultAdmin(ボルトアドミン)のユーザーとグループ(Users and Groups)タブで設定されています。 必要な場合(例えば、ユーザーが休暇中や退職した場合など)は、ボルト管理者によってパスワードを変更することもできます。
解除(Clear): 新しいパスワードが保存できるように、現在、ローカル メモリに保存されているパスワードを削除します。
パスワードをローカル メモリに保存すると、ログイン プロセスが簡単になります。 パスワードがローカル メモリに保存されていない場合は、ログイン(Login)ダイアログ ボックスにパスワードを入力します。
デフォルトのコマンド(Command Defaults)
デフォルト設定は、指定されたダイアログボックスに適用されます。
チェックイン(Check in)
所有権の保持(Retain ownership): チェックインするファイルの所有権を保持します。
ローカル コピーの削除(Delete local copies): ファイルをボルトにチェックインすると、ドキュメントのコピーがローカル ディレクトリから削除されます。
SolidWorks 以外のアプリケーションで開いているローカル コピーされたドキュメントは削除されません。
ワーキング コピーをデフォルトに指定(Working copy default): リビジョンを現在のリビジョンのワーキング コピーに設定し、リビジョン番号が更新されないようにします。 ワーキング コピー機能は、ボルト管理者により、VaultAdmin(ボルトアドミン)のリビジョンの設定(Revision Scheme)タブで使用可能に指定されます。
所有権の自動取得(Take ownership automatically): 参照先を選択する際、所有権が解除されたドキュメントの所有権を自動的に取得できるようになります。
図面も含む(Include drawings): チェックインされているドキュメントに関連する全ての図面を検索し、各チェックイン時のドキュメント リストに追加します。SolidWorks の検索パスが検索されるため、時間がかかることが考えられます。 共有フォルダーを検索すると、パフォーマンスも低下するといえます。 オプションでこのオプションを選択解除し、必要に応じてチェックインごとにチェックイン ドキュメント(Check In Document)ダイアログボックスで図面を含め、検索パスを選択し、検索リソースを制限することもできます。
このオプションが選択されるとき、検索されているパスのリストがプログレス ダイアログで表示されます。 検索時間が長すぎる場合、それを中断することができます。
このオプションは、参照/使用先タブ上のSolidWorks における「オプション」 -> 「ファイルの検索」 -> 「参照ドキュメント」フォルダを含むオプションに取って代わります。
SolidWorks Simulation の結果も含める(Include SolidWorks Simulation results): チェックインされるドキュメントと関連付けられた SolidWorks Simulation 解析結果ファイルを検索し、チェックイン時のドキュメント リストに追加します。SolidWorks Simulation は SolidWorks ドキュメント内で結果ファイルに関する情報を表示します。 オプションで、この設定を解除し、各チェックイン時にドキュメントのチェックイン(Check In Document)ダイアログ ボックスで、SolidWorks Simulation の解析結果ファイルをリストに追加するかどうかを指定することができます。
チェックアウト/開く(Check out / Open)
すべての参照を選択(Select all references): チェックアウトまたは開くためにドキュメントを選択すると全ての参照が選択されます。 ダイアログ ボックスに表示される参照はクリアできます。
図面も含む(Include drawings): チェックアウトされているドキュメントに関連する全ての図面をボルトで検索し、ドキュメント リストに追加します。 (パフォーマンスが遅くなる原因になる場合があります。)
添付ファイルを含める(Include attachments): チェックアウトまたは開くためにドキュメントを選択すると全ての添付ファイルが選択されます。
データ受信先(Retrieve references): ドキュメントを開く際、参照アイテムは、親ドキュメントがチェックインされた時点でのリビジョン レベル(指定のリビジョン(As built))で開くことも、また現在存在するリビジョン レベル(最新のリビジョン(Latest revisions))で開くこともできます。
所有権の変更(Change ownership)
子がある場合はダイアログを表示する(Show dialog when item has children): 子ドキュメントを持つドキュメントの所有権を変更する際にダイアログボックスが表示されます。 このダイアログボックスで、親ドキュメントの所有権を変更する際、子ドキュメントの所有権も変更するかどうかをコントロールできます。 単一ドキュメントの場合は、ダイアログボックスは表示されません。
デフォルト設定を一時的に上書きするには、右クリックをして所有権を変更するためのコマンドを選択する際にCtrlキーを押します。
フォルダ(Folders)
マイ SolidWorks Workgroup PDM ドキュメント(My SolidWorks Workgroup PDM Documents)
指定ディレクトリは、ドキュメントを開く/チェックアウト(Open / Check Out Document)コマンドで保存するファイルのデフォルトの保存先ディレクトリです。ディレクトリはローカルビューに表示されます。 次を選択します:
-
最後に使用した SolidWorks フォルダまたは Workgroup PDM フォルダを使用(Use most recently used SolidWorks or Workgroup PDM folder)
-
次のフォルダを使用(Use folder)
一時表示ファイル フォルダ(Temporary viewing files folder)
SolidWorks eDrawingsでドキュメントを参照する場合、ファイルは指定のディレクトリにコピーされます。 SolidWorks DrawCompare(図面比較)ツールと SolidWorks Utilities 比較ツールもこのディレクトリを使用します。
ディレクトリ内のファイルを削除するには、一時表示ファイルの削除(Delete Temporary Viewing Files)をクリックします。
ラベル(Labels)
ボルト ツリーに表示されるプロパティ ラベル(Property labels displayed in vault tree)
ボルト ビューでドキュメントを識別するためのラベルを選択できます。 ラベルを個別に選択するか、すべて選択(Select All)、またはすべて選択解除(Clear All)を選択します。 次のラベルがあります:
ドキュメント名
番号
注記
リビジョン
ステータス
所有者
表示するユーザー定義プロパティを1つ選択(Choose 1 custom property to display): チェックボックスを選択し、リストからカスタム プロパティを選びます。 このリストには、VaultAdmin のPropertiesタブで定義されたプロパティが表示されます。
プロジェクト ラベル(Project labels)
プロジェクト名(Project name)またはプロジェクトの説明(Project description)に従って、ボルトでプロジェクトを表示します。